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【宝塚】『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)/GRAND MIRAGE!』@宝塚大劇場 千秋楽

宝塚大劇場の花組公演を見てきました。
(2023年8月13日13:00~) 千秋楽です。


オペレッタ・ジャパネスク
『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』
~原作 映画「鴛鴦歌合戦」(c)日活株式会社 監督/マキノ正博 脚本/江戸川浩二~
脚本・演出/小柳 奈穂子


ネオ・ロマンチック・レビュー
『GRAND MIRAGE!』
作・演出/岡田 敬二



 

千秋楽なので「退団者および千秋楽ご挨拶」ありです。


自動演奏で公演作品のピアノ演奏が流れているの、好き。


『鴛鴦歌合戦』
和物は人気がないとよく言われますが、公演が始まってみると「良かった」という声が多く聞かれた公演だったと思います。


私自身は、衣装を見るのが好きなので、やはり地味になりがちな和物よりも、華やかドレスがたくさん出てくる作品の方が見たいと思うことが多いのが本音。
でも、和物も見てみると終わった後に良かったと思う作品が多いです。
『鴛鴦歌合戦』は本当に悪い人がおらず(ちょっぴり悪いことをする人がいる程度)、更に人が殺されたりしないので、見終わったほんわかした気分になる楽しい作品でした。
またチョンパで冒頭が華やかなのも良かった。
礼三郎(柚香光)のかっこよさと清々しさ、お春(星風まどか)のかわいらしさと威勢の良さが随所にちりばめられていました。峰沢丹波守(永久輝せあ)も憎めないバカ殿加減が絶妙で良かった!


お芝居では礼三郎(柚香光)の客席から登場がありましたが、立ち止まるところが1列前で、通路から2つ目の席だったので、すっごく近くでれいちゃんを見ることができて眼福。


最後の方で、礼三郎(柚香光)が、小さいころに行方のわからなくなった実の子であったことを知った蓮京院様(藩主峰沢丹波守の母)が、礼三郎に「こんなにいい男になって…」と言っていたのですが、普通は「こんなに大きくなって」だろうと思いつつも、れいちゃんならば「いい男」と母親でもつい言ってしまう説得力が半端ない(笑)。


今回の作品は、1939年公開の日本映画「鴛鴦歌合戦」は、プログラムピクチャーの名手、マキノ正博監督による、片岡千恵蔵主演のオペレッタ映画。(公演HPより)

原作は太平洋戦争開戦2年前の映画のミュージカル作品。

アマゾンプライムで観ることができます。



幕間に劇場内をふらふら。

喫茶「ラウンジ」
幕間のみ営業している宝塚大劇場内にあるスタンド式のラウンジ。
今回は飲みませんでしたが、また来た際には公演ドリンク、飲んでみたいです。



レビューは、作・演出の岡田敬二先生の
ネオ・ロマンチック・レビュー『GRAND MIRAGE!』
究極の男役・娘役を魅せてくれる作品。
衣装もロマンチックでステキ。
ロマンチック・レビューは好き嫌いがわかれる作品のようですが、私はこの「宝塚を見ている!」という思いを強く感じる舞台が好きです。


劇場に入る前にパンフレットを買おうとキャトルレーヴに入ったところで、なんとピンクのジャケットを着た岡田先生に遭遇!劇場内でも関係者の方ヘのご挨拶でしょうか、お見かけしました。
ピンクのジャケットは花組カラーを意識されていたのかな?とてもお似合いでした。


本編終了後に退団者および千秋楽ご挨拶がありました。
今回の公演が退団公演だったのは3名。(敬称略)
 航琉ひびき(93期)
 和海しょう(94期)
 春妃うらら(97期)
ベテランジェンヌさんばかりです。
航琉ひびきさんのお花渡しの時にちょっとハプニングあり。
組長の美風舞良さんが「同期からのお花は宙組の永久輝せあさんです」と紹介して、ステージ上も客席も「ん?」と……。宙組の芹香斗亜さんが戸惑いながら登場、言い間違えに気づいていなかった組長に柚香さんが耳打ち。慌てて仕切り直し。土下座でお詫びまでされてちょっと気の毒でした。でも、中途半端にせずに映像でカットできるようにすぐに仕切り直しをしたところは美風組長、さすがです。
「せりかとわ」「とわきせあ」……おそらく、絶対に間違えないようにって思っていて、頭ではわかっていたけれど口から名前が逆になってしまったパターンかと。こういうこと、よくありますよね。普段は「キキちゃん」「ひとこちゃん」と愛称で呼んでいることだろうし。でも、このハプニングで空気が和らいでいい感じになったような気がします。


なかなか千秋楽にチケット当選することがなく、花組は初めて。
なので、初の「花組ポーズ」を体験しました。
こういう劇場全体が一体化する〆はいいですね。


 

当日、宝塚ホテルに宿泊したので、翌日休演日の朝に撮影。


おまけ

次回宝塚大劇場に来るときには星組・有沙瞳ちゃんの看板ではなくなっているのですよね。
宝塚駅改札を出て、下るエスカレータに乗って見える池田泉州銀行の看板、宝塚に来たな~と感じて好きです。有沙瞳ちゃん好きだったから寂しいけれど、新しいイメージガール宙組・春乃さくらちゃんの看板も楽しみです。


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