辺戸岬に行ってきました。
(2023/12/01)

沖縄本島の最北端にある岬。太平洋と東シナ海の荒波がこの断崖に激しく打ちよせ、しぶきは崖の上まであがってきます。晴れた日には、水平線上に与論島が見えます。かつて本土復帰を願って「かがり火集会」が行われたこの岬には、祖国復帰闘争記念碑が建てられています。また、パーラーもありますのでご利用下さい。
(沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語HPより)

1972年(昭和47年)5月15日に、沖縄県（琉球諸島及び大東諸島）の施政権がアメリカ合衆国から日本国に返還、2022年に本土復帰50周年を迎えました。

「日本祖国復帰闘争碑」正面

「日本祖国復帰闘争碑」背面(海側)
アメリカの統治下にあった沖縄が日本に返還され、沖縄県になった証として1976年に建立された碑です。

「ヨロン島・国頭村友好記念碑」
沖縄返還に至るまで、ヨロン島と沖縄の人々は、日本とアメリカの境界線となった辺戸岬近く、北緯27°線の海上で交流をしていたそうです。
1945年(昭和20年)から、1972年(昭和47年）5月15日までの27年間、アメリカ合衆国による占領統治時代には当然のことながら日本本土と沖縄の行き来にはパスポートが必要でした。

歴史の重さを感じる2つの碑です。

辺戸岬から海をのぞむ(1)

辺戸岬から海をのぞむ(2)

「やんばる国立公園　辺戸岬」の碑

JAPAN TRAIL(日本トレイル)の起終点の碑

山も森も海辺も人里も、日本をまるごと自分の足で「発見」しよう。
沖縄から北海道まで、列島を「歩く道」で結ぶ
総延長距離1万kmのJAPAN TRAIL

辺戸岬は沖縄県最北端
ここから鹿児島県の与論島までは約22km。
ちなみに那覇空港までの距離は約120kmあるそうです。